うつみさやの日常-まんがと旅行&ときどき雑感-

豪華客船で行くクルーズ旅行について書いてますがビジネス関連についても書いていこうと思っています。

2019年3月私が東南アジアクルーズを【安物買いの銭失い】と思うワケ

 

私が東南アジアクルーズを【安物買いの銭失い】と思うワケ

私自身東南アジアクルーズは大好きでしたが2度の旅行の結果【東南アジアクルーズ】は安物買いの銭失いだという結論になりました。

もちろん人気のクルーズ地ですのでいいと思います。

しかしいくつか知られていない注意事項がありますので行かれる際には参考にしていただけると嬉しいです。

今回サファイヤ・プリンセスに乗船しましたのでその事と合わせてご紹介します。

私が東南アジアクルーズを【安物買いの銭失い】と思うワケ

私が東南アジアクルーズを【安物買いの銭失い】と思うワケとして以下の理由があります。

1.船から港まで数十分かかる

 

1つ目は船から港まで時間がかかるということです。

東南アジアの港の多くは未開発でクルーズ船のような巨大な船が止まるようには設計されていません。

そのため港から遠く離れた沖にクルーズ船を止めそこからタグボートで港まで乗り付けます。

タグボートで10分ほどであればいいのですが長いときは30分も乗らなければならない場合も。タグボートは狭く熱い熱気がこもっています。

カジュアル船の場合タグボートの席の取り合いなどで必ずと言っていいほど小競り合いが。正直あまり乗りたくない乗り物です。

逆に日本クルーズの場合多くの港が開発されていてタグボートを使うことなく港に上陸出来るケースがほとんど。

日本クルーズが人気なのもこういった利便性があるからなんですね。

2.港から街まで遠い

 

2つ目は港から街までの距離が遠いという事があります。

港に降りてもそこは倉庫だらけ・・・ということが東南アジアクルーズではよくある。

結局車で街まで行くことになりますが片道1時間以上かかることも少なくないです。

地元のタクシーでもいいですがたいていは1万円ほど追加料金を支払いエクスカーションに参加するケースがほとんど。

片道1時間以上ある道のりを往復します。

ちなみに東南アジアのトイレは日本とは比べ物にならないです。その日1日覚悟して観光するか船に残るか・・・・私は船に残ることが多いです。

ちなみに一度万里の長城へ行くエクスカーションに参加したことがあります。

 

片道2時間半の工程でした。楽しかったですがトイレに苦労しました。もう少し近かったらどんなにいいでしょうかね・・・

3.船内が寒く風邪をひく可能性が高い

 

3つ目は船内が寒く風邪をひく可能性が高い

ということです。

東南アジアクルーズの場合船内をものすごくエアコンで冷やしているケースが多く風邪をひいてしまう事が私自身多いです。

これは船の消毒体制とも関係がありますが海外の風邪は本当に厄介です。

 東南アジアクルーズのメリット

 

デメリットばかり書いてもアレなんでとりあえずメリットも書いておきます。

東南アジアクルーズのメリット

・時差がない・・・時差ボケないので旅行しやすい。仕事の合間に行ける

・アジアだから食事が合う・・・基本お米なので日本人にもなじみやすい食文化

・近い・・・ヨーロッパに比べて近い

・物価が安い

東南アジア方面のクルーズに行くなら風邪に注意

 

東南アジア方面のクルーズは風邪に注意です。

というのも私自身東南アジア方面クルーズに行くたびになぜか毎回どえらい風邪にかかってしまうからです。

今回も旅行1週間程度でどえらい風邪にかかってしまい後半は部屋でずっと寝ていました。

本当にひどい風邪でした。今のような風邪薬がない中世だったら死んでるレベル笑。

実はクルーズ内でも私たちのように風邪にかかっていた乗客は結構いたようです。

今回乗船したサファイヤ・プリンセスは大人の雰囲気が楽しめる素晴らしいクルーズ船。

しかし東南アジア方面は私自身お勧めしませんしもう行きません。

東南アジアクルーズで風邪を引いてしまう理由として挙げられるのが

・冷房で船全体を極端に冷やしている

が挙げられます。

 

蚊や病原菌の発生を抑えるためだと思いますが船や客室をものすごい勢いで冷やし乾燥させています。

どのぐらい乾燥しているかといえば洗濯物が3時間で乾くレベルです

さらに船内もかなりギンギンに冷えています。

このような状態で薄着やドレスを着たまま食事をするのはほぼ自殺行為。

私はこれで風邪をひきました。

ちなみに船で風邪をひかずに元気で歩いていたのはたいてい大柄な方でした。

私も決して痩せている方ではありませんがあともう20キロ太っていたら風邪をひかなかったかもしれません(いや、マジで。)

もし東南アジアクルーズに行く場合であれば以下の持ち物をお勧めします。

・セーターやカーディガン(男性にも必須)

・ヒートテック(熱が出たら逆にやめた方がいいです。汗だくになるので)

・長ズボン(船内で過ごす場合足が冷えるので)

・綿の下着(発熱したら綿のほうがいいです)

・風邪薬(1人1箱。念には念を入れ)

・マスク(船内はとにかく乾燥するので)

・のど飴(喉が痛くなったらとりあえず食べておく)

 特にレストランはものすごく冷房で冷えています。ドレスの上に1枚羽織るものを用意するのが賢明です。

クルーズ内の消毒体制も関係がある

 

クルーズ内の消毒も結構大事なんじゃないか?というのが今回の結論です。

今回私がかかってしまった悪質な風邪の菌は船内に潜伏していたのだと思われます。

というのも今回乗船したサファイヤ・プリンセスって消毒があんまり徹底してなかったから。

例えばキュナード社クイーンエリザベスやアメリカのカジュアル船ノルウェイジャンは消毒は徹底しています。

下船して再度船に乗り込む際は徹底して手を消毒させられます。

時には2回消毒させられることすらあります。

 

さらにレストランの前にも消毒する係の人が立っていて【消毒】はクルーズ生活の1部となっています。

実際東南アジアは上下水道が日本ほど完備されていないため色々な菌を船に持ち込むことになりますからね。

一方で今回乗船したサファイヤ・プリンセスはそういった消毒はほとんどありませんでした。

下船後再度船に乗り込む際も消毒は一切なし。

そんな状態でエレベーターのボタンを触ったり手すりを触ったり・・・これでは誰かが持ち込んだ風邪をひいてしまうのも無理はありません。

パンデミックな発生を抑えるために船内を冷やしているとは思いますが・・・今後は消毒をしっかりする船を選びたいと思います。

ちなみに前回言ったセレブリティ・ミレニアムでも下船後再度船に乗り込む際の手指消毒はありませんでした。

クルーズ選びも料金や雰囲気だけでなく【消毒】の観点から選ぶというのも大切です。

私の場合今後は消毒がしっかりされている【キュナード社】か【ノルウェイジャン】でクルーズを楽しもうかと思っています。

まとめ

 

東南アジアクルーズは日本から近くて物価も安いため人気のクルーズ地です。

一方で港の整備や街まで離れているなど実際よりも追加料金や時間がかかってしまうことも多々あります

また船内環境も決して体にいいというワケではなく1週間以上の旅行となると風邪を引く可能性も高まります。

私自身東南アジアクルーズに行くのであれば台湾や沖縄周遊するアジアクルーズや日本周遊するクルーズがお勧めです。

港も整備されているのでクルーズ下船後すぐに遊ぶことが出来ますし日本や台湾では街もキレイですので病気にかかるリスクも少ないと考えられるからです。

もし東南アジアクルーズに行くのであれば風邪対策を万全にすることが私の経験から得た教訓です。

参考にしていただけると嬉しいです。