プリンセス・サファイアで行く東南アジアクルーズ11日間(乗船記)2019年3月
今回は先日私が乗船してきたクルーズ船プリンセス・サファイアの船内についてご紹介します。
プリンセス・サファイア、一言で言えば【大人のクルーズ船】です。
プリンセス・サファイアのクルーズ雰囲気は【キュナード社】のクルーズにすごく近い。
プリンセス・サファイアの位置づけ的にはプレミアム船クルーズですけど雰囲気はラクジュアリー船。
面白い!刺激的!というんじゃなくて【クルーズそのものを楽しみたい】という人にお勧めのクルーズ船です。
面白!刺激的!というのであればカジュアル船のほうがいいかもしれません。
ちなみにプリンセスクルーズというと日本人に人気があるのが【ダイヤモンドプリンセス】クルーズ。
今回は日本では比較的知名度の低いプリンセス・サファイアについてご紹介します。
プリンセス・サファイアは完全海外仕様のクルーズ船
プリンセス・サファイアは完全海外仕様のクルーズ船です。
完全に合理化されているためプリンセス・サファイアは無駄がなく過ごしや一方でクルーズに慣れていない人にはダイヤモンド・プリンセスの方がいいかもしれないです。
プリンセス・サファイアの特徴としては以下の通り
・クルーズ船内は雰囲気はラクジュアリー船に近い。・・・プリンセス・サファイアにはソファーとかも沢山あるので部屋を出てもゆったりとした居場所がある。
・完全合理化したクルーズ船・・・プリンセス・サファイアはかなり合理化しています。例えばレストランのメニュー一つとっても全部同じとなっています。両替や明細書の印刷なども機械がやってくれます。海外船に慣れているならともかく初めての場合はツアーなどのほうが安心だと思います。
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・プリンセス・サファイアは団体ツアーも結構受け入れている・・・ラクジュアリー船の場合中国の団体客などはあまり見ませんでしたがプリンセス・サファイアの場合は団体ツアーが多かったです。
しかしプリンセス・サファイアでは団体ツアー客用レストランとそれ以外のレストランが実質分かれていました。
レストランにこだわりのある方はプリンセス・サファイア内では【固定席】ではなく【エニタイムダイニング】を選択するのが賢明です。
私の中では断トツ1番ぐらいに過ごしやすいクルーズ船でした。理由はなんといっても【プリンセス・サファイア船内に座る場所が沢山あるから】です。
以前乗船したセレブリティーやノルウェイジャンクルーズは十分なスペースなく席の取り合いは日常茶飯事。
一方部屋を出るとそこは戦場のようでした笑。
一方サファイア・プリンセスはオフシーズンということもあり船内はゆったりスペース。
プリンセス・サファイアではこれぞクルーズという雰囲気を存分に楽しめました。
プリンセス・サファイアクルーズの乗客ってどんな感じ?
プリンセス・サファイアのクルーズでは日本人は少なかったです。
日本人はたいてい大団体ツアーで来るよ!とプリンセス・サファイアのクルーが教えてくれた通りフリーでクルーズ乗船する日本人はとても少ないようです。
まあ日本で人気あるのはダイヤモンドプリンセスの方みたいですしね。今回私たちがプリンセス・サファイアに乗船した時も日本人は1組(フリーのお客さん)だけでした。
私たちがプリンセス・サファイアに乗船した時はこんな感じだった↓
2019年3月サファイア・プリンセス乗客国別ランキング
- 1位 イギリス
- 2位アメリカ
- 3位オーストリア
- 4位カナダ
- 5位ニュージーランド
プリンセス・サファイア船内で日本人はほとんど見かけませんでした。。。
前回セレブリティクルーズに乗って東南アジアを旅行した時もそうですけどイギリスやアメリカからのお客さんが多かったです。
東南アジアって彼らにとってはすごく遠い国のはず。そんなに時間をかけてまで来てみたい場所なんでしょうかね?
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昔の植民地を一度見てみたいから・・・そんな理由なんでしょうか?
東南アジアで白人のお客さんに囲まれて船旅をする・・・なんか不思議な感覚です。
ちなみにオーストラリア人はどこの船に乗っても必ず出会います。必ず毎回【オジオジオジ~!】がさく裂します。
どうやら団体ツアーで来ているよう。オーストラリアの旅行会社って頑張ってるなぁ。。。
プリンセス・サファイアクルーズの乗客年齢層
プリンセス・サファイアの乗客年齢層はどんな感じなんでしょうか?
今回私がプリンセス・サファイアに乗船した際は平均60代ぐらいでした。
シーズンオフということもありプリンセス・サファイア内の年齢層はかなり高め。
カジュアル船でよくある
・新婚カップル
・ファミリー
はプリンセス・サファイアではかなり少ないです。
仕事をリタイヤして悠々自適に旅行する老夫婦が多いイメージ。
実際カジュアル船は多くの船で三人以降のクルーズ料金を実質タダにするキャンペーンをしている会社が多いということもありファミリー層が多いです。
私自身バケーションとしてクルーズを楽しみたい人にとって騒がしいクルーズは出来たら敬遠したいもの。
船内イモ洗い状態のクルーズではなくゆったりしたクルーズの雰囲気を楽しみたいなら
・多少金額高くてもプレミアム船以上にする
・オフシーズンを狙う
・10日以上のクルーズにする(1週間以内だと家族づれが多く静かな環境は絶望的。賑やか好きならオススメですが)
クルーズを定期的に楽しむにはお金だけではなくて時間も必要。
プリンセス・サファイアはそんなクルーズ好きの【静かにゆっくり過ごしたい】という希望を叶えてくれると感じます。
プリンセス・サファイアでのクルーズの過ごし方
プリンセス・サファイアでは船内でも多くのイベントをやってます。例えば人気のあるイベントだと
- ダンス教室
- ビンゴ大会
- アイスショー(氷の彫刻を作る)
- ジュエリーショップイベント
などなど。
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一方でプリンセス・サファイアでは合理化しているせいかテレビをつけてもクルーズ独自のチャンネルはやってませんでした(ノルウェイジャンとかだと常にエンターテイメントチャンネルを放送してました)
もちろんプリンセス・サファイア内のイベントに参加しなくてもプリンセス・サファイア船内でゆったり過ごすことも出来ます。ちなみにプリンセス・サファイアは飲み物の料金が比較的安いのがよかったです。
例えばこんな感じ。
カプチーノ $2.8
コーラ $1.8
お茶 $1.4
ワイン一杯 $10
※大体の目安です。
プリンセス・サファイアでは座るところもいっぱいあるので席の取り合いはなかったです。
以前乗船したセレブリティーやノルウェイジャンは十分なスペースなく席の取り合いは日常茶飯事。
一方部屋を出るとそこは戦場のようでした笑。
一方プリンセス・サファイアはオフシーズンということもありゆったりスペース。
人の行動は現在置かれている状況でほぼ決まると言われますがカジュアル船でよくある
席や列の割り込みをめぐる争いもそもそも船に人を詰め込み過ぎるのが原因。
前回行った地中海クルーズの場合には現地から乗り込んできたイタリア人がトラブルの大きな原因となっていることが多かったです。
サファイアプリンセスのドレスコード
サファイアプリンセスのドレスコードについて書いておきます。結論から言えば【そこまで厳しくない】ということです。
キュナード社のクイーンエリザベス号とかだとレストランの入り口に【本日のドレスコード】と明記されていますがサファイヤプリンセスは結構適当。
基本スマートカジュアルとフォーマルしかありませんでした。
ちなみにフォーマルの場合女性はカクテルドレスorロングドレスとなっています。
実際当日はカクテルドレスや普通のワンピースとロングドレスが半々ぐらいでした。
私は【ロングドレス着といた方が思い出に残る】のでロングドレス押しです。
ドレスもクイーンエリザベスとかだと高価なドレスを持っているおばあ様方が沢山いましたが今回は結構適当。
みんな思い思いに着飾ってましたよ。気楽なドレスコードでした。
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男性はといえばタキシードは1割程度でした。タキシードを着る理由として【楽だから】というのがありますがタキシードのほうがお腹もきつくないし楽なのだとか。
そういう意味でタキシードって一着あると重宝するのかもしれませんね。
ちなみにプリンセス・サファイアのフォーマルデイでネクタイしている人ってあまりいませんでした。プリンセス・サファイアではジャケットだけ着用しておけばよさそうです。
その他スマートカジュアルの日はかなりのカジュアルでした。ポロシャツのおじ様とかもいました。ノルウェイジャンで見かけた【短パンに裸足】という人はさすがにいませんでしたが・・・
ラクジュアリー船ほど堅苦しくなくカジュアル船ほど砕けていない【程よい大人のおしゃれ】がプリンセス・サファイアでは印象的でした。
プリンセス・サファイア乗船記:まとめ
プリンセス・サファイアについてまとめると
・プリンセス・サファイアは大人のクルーズ
・プリンセス・サファイアは合理化されているので海外クルーズ慣れしていれば過ごしやすい
・プリンセス・サファイアはカジュアル船のような刺激は少ない
・プリンセス・サファイアの年齢層は高め
・プリンセス・サファイアではハネムーンカップルや家族連れは少ない(10日以上のクルーズだと激減する)
・プリンセス・サファイア内のレストランは団体ツアーとフリーの客を分ける傾向にある
以上です。もちろん日程や季節によって異なります。アナタに合ったクルーズを楽しんでいただけると嬉しいです!