クルーズ付きバトラーってどんな感じなんだろう?
クルーズのバトラーって何?バトラーがいるクルーズってどんな感じ?
クルーズのバトラーって何?バトラーがいるクルーズってどんな感じ?
まずはバトラーって何?という事についてご紹介します。
バトラーとは【部屋付きの執事】。
でももっとわかりやすく言うと【クルーズ船で一番親身になってくれる友人】。
いつでも私たちを気にかけてくれあれこれ世話を焼いてくれる・・・
そんなありがたい存在。
そしてクルーズのこまごました手続きを代行してくれるアナタ専用のスタッフ。
バトラーがいれば直接受け付けカウンターに出向いてやらなければならない手続きもやる必要がありません。
【え~受付カウンターに行くぐらい自分でできるよ】と思ったアナタ。
クルーズは大型船になればなるほど乗客も多い。
私が乗ってきたクルーズでも2000人程度。小さい街のようです。
一方で受付カウンターのスタッフってたいていどこも5人ぐらい。
2000人が一気に押しかけることはなくても大体いつも長蛇の列。
10分以上待つなんでザラ。
並んでいるうちに割り込んでくる人がいたり。
どっちが先だったとかでちょっとした口論になることなんてよくあること。
以前とあるカジュアル船でロシア人らしき女性と中国人のおじさんが迫力満点の口論してたのを見たことがあります。
ロシア夫人【SHUT UP!】(黙れ!)
中国おじさん【YOU SHUT UP! 】(お前が黙れ!)
どちらもすごい迫力・・・海外ドラマで見た一場面のようでワクワクしながら見ちゃいましたけど。
まあバトラーがいればこんな苦労はすることはないんです。
クルーズ内でバトラーがしてくれることはこんな感じ(船ごとに微妙に違う)
1.船内のレストランの予約
有料レストランとかはバトラーに頼むといい席を用意してくれることが多いです。
船によっては専用コンセルジュに頼む場合も。
地上のレストランの予約も頼んでやってもらったことがあります。
2.ルームサービス
ルームサービスを頼むと食事を持ってきてくれる。
もちろん室内のテーブルでセッティングまでしてくれます。
朝の忙しいときはルームサービスがおススメ。
3.クリーニングサービス
クリーニング専用用紙に書き袋に洗濯物を入れたらバトラーに渡します。
船によってはクリーニング係がやることも。
4.荷造りや荷ほどき
やってもらったことはないけど【やりましょうか?】と聞いてくれる。
荷物が多いので正直やってもらった方が楽かもしれない・・・
5.キャビン内のあれこれ
クルーズ内の手続きを代行してくれます。
私の例としては【船内で使うカードの交換】とか(カードに不備があったので変えてもらった)。
後はクルーズ内のパスポート返却手続きもありました。
実はその日は2000人の乗客に1日かけてパスポートが返却される日でした。
3人しかいない受付カウンターはパスポートを取りに来る人であふれ長蛇の列。
そんな時私の部屋のバトラーがさっとパスポートを取ってきてくれたんです。
もちろん並ぶ必要なんかありませんでした(感謝)。
その時の感謝の気持ちと言ったら言葉には表せませんでした。
クルーズのちょっとした手続きや並ぶ手間を省いてくれる。
そういうところが個人的には一番ありがたいと思ってます。
バトラーってどんな人。どうやって付き合ったらイイ?
クルーズではありがたい存在のバトラー。
ではバトラーって具体的にはどんな人なんでしょうか?
バトラーはクルーズスタッフの一人。
殆どが男性です。女性のバトラーにはまだ会ったことがありません。
年齢は幅広く20代~50代ぐらいまででした。
国籍も幅広くインドやフィリピン(一番多かった)トルコなど様々です。
彼らは皆同様に
フレンドリー
仕事熱心
いつ寝てるんだろ~?と思うぐらい仕事熱心です。
正直バトラーとは他人行儀ではなく仲良くなっておくのがおススメです。
同じ料金でも旅が2倍も3倍もクルーズが楽しくなるからです。
ではどうやって仲良くなったらいいんでしょうか?
日本人にとって海外の人と仲良くなるってちょっと気が引けますよね。
私がクルーズに行ったときに必ずしていることがあります。それが
【相手の国の言葉を聞く】
【相手の国の言葉であいさつする】
たとえば挨拶。
【おはよう】とか【ありがとう】とか簡単な言葉を教えてもらうんです。
たとえばフィリピン(タガログ語)の言葉で【ありがとう】は【サラマポー】。
インドネシアの言葉では【テリマカシー】。
そして何かしてもらったら【サラマポー】と実際に使ってみます。
そうするとすごく喜んでくれます。同時に相手との距離は一気に縮まります。
ワタシもこうやって覚えていくうちにインドネシアとかフィリピンとかスペイン語とか色々な国の挨拶を覚えました。
決してペラペラじゃなくていいんです。
ちょっとした挨拶を覚える。そして相手の国の言葉であいさつをしてみる。
クルーズ上級者をたくさん見てきましたが上級者ほどやってる裏ワザ。
上級者ほどクルーズスタッフと仲良くなってクルーズを楽しむコツを知ってます。
余談・・・日本のお菓子をプレゼントしてスタッフに喜んでもらう
今回始めて試してみたのが【日本のお菓子をプレゼントする】という方法。
たまたま日本周遊だったので下船した際にスーパーで買った【ポテトチップス コンソメ味】をプレゼントしました。
【日本の味を知ってもらいたくって・・・プレゼントだよ】と旦那さんが渡してました。
清掃係のスタッフやバトラー、コンセルジュなど数人に渡してみたんですけどみんな同様に喜んでくれました。
一気に距離が縮まったのが言うまでもないです。
次会ったときに【美味しかった?】と聞いてみるとさらに会話がつながります。
美味しくない!って思われてもいいんです。
【食事を通じて仲良くなれる】って万国共通です。
バトラーにチップを渡すタイミングって?
次に気になる【チップ】についてご紹介します。
バトラーがいる部屋って緊張するといわれる原因の一つが【チップ】じゃないでしょうか?
日本はチップの文化がないのでどうしても敬遠しがち。
ではクルーズのバトラーにチップを渡すタイミングってあるんでしょうか?
結論から言うと
【チップは毎回渡す必要はない】
【あえて渡すなら最終日にまとめて渡す】
海外ホテルとかだと荷物を運んでもらったりとかルームサービルを持ってきてもらったりするたびにチップ渡しますけど。
クルーズのバトラーの場合は毎回渡さないです(もちろん渡したい人は渡してもOK)
私の場合は毎回下船する日の前日の夜に渡すようにしてます。
下船する日はバトラー忙しく大抵は会えないので。
チップは【心づけ】なのでいくらでもOK。
10ドルでも50ドルでも100ドルでも。
【ありがとう】【アナタのお陰で楽しかったよ】という言葉とともに堂々と渡します。(日本だと【これ少ないけど・・・】という言葉とともにコソっと渡しますけどね)。
船内はたいていドルですが通貨はあまりこだわらないようです。
バトラーがいるクルーズはより快適で特別
とりあえずバトラーについて私の体験をもとに書いてみました。
バトラー付きの部屋を検討している方に参考にしてもらえると嬉しいです。
バトラーがいるクルーズはより快適で特別です。
バトラーがいるだけでクルーズに【特別感】が生まれます。
そして受付カウンターに並んだり手続きしたりといった【時間ロス】が大幅に縮小。
もちろんレストランの予約などでいい席の確保なんかを配慮してもらえることも多いです(席の関係とかもあるので必ずやってくれるわけではないですけど)
結果として休暇の時間をロスすることなく快適にクルーズを楽しむことが出来るんです。
というわけで今回は以上です!ここまで読んでいただきありがとうございました!